商品の特徴・方針
南インド屋の方針は2つあります。この方針がそのまま商品の特徴になっています。
・普通の商品では満足できない人向けの商品を作る
・継続して使える価格にする
それぞれを解説していきますので、興味のある方はお付き合いください。
方針1「普通の商品では満足できない人向けの商品を作る」
小さい会社なので、万人受けはせずとも一部のお客様に愛されるものを作りたいです。看板商品のスパイスレッスンなら、他では紹介しないような地味な料理も取り上げます。異国の料理を、安易なジャパナイズはせずに、本来の良さをそのまま伝えたいと思っています。これは日本においてはかなり異質な姿勢です。本格派を謳っていても中身は本格的でないことは珍しくありません。「みさおのスープカレー」は、チキンエキスを使いません。チキンエキスを使うと、悪く言えば、偽物の味になります。いかに簡易さを謳っていても、ごまかしのある味にはしたくなかったのです。料理が好き、食べるのが好きな人が食べても違和感のない、ちゃんと作った料理としてのおいしさを目指しています。これもかなり少数派の考え方です。
わかりやすいおいしさを犠牲にしてでも、ちゃんとしたものが食べたい人に向けて商品を作っています。
方針2「継続して使える価格にする」
一回食べてみてそれで満足もういらない、ではなく、使い続けてもらえる商品を目指しています。だから、価格は低いに越したことはありません。残念ながら大手のメーカーほどの価格競争力はありませんが、お客様が買うかどうか検討しているときに、「高いからやめよう」と思われないくらいの価格にしたいと考えています。特に「みさおのスープカレー」は、自宅で気軽にスープカレーを作るための商品なので、価格はかなりがんばりました。スパイスや梱包資材など、コストは上昇を続けていますが、おいしく、買いやすく商品を提供し続けたいと思っています。
以上、長くなりましたが、このような方針のもとで南インド屋は運営されていて、それが商品にも反映されています。だから、尖っていて、ちゃんとおいしくて、原価がかかっている分少し値段は高い、という商品を南インド屋は提供しています。